国民所得(NI)とは?意味や使い方を簡単に解説!

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国民所得(NI)の意味

国民所得(NI)とは、National Incomeの略で、要約するとNational国民、Income収入となり、1年間など、ある一定期間に国民が稼いだ所得合計額のこと。

国民純生産(NNP)から間接税や固定資産税の消耗費を差し引き、補助金を足すことで国民所得(NI)が求められる。国民純生産(NNP)は市場価格を用いて求められるのだが、実際に販売されるとき、国からの間接税などの金額が含まれている。そのため間接税を差し引かなければ、民間企業が純粋に稼げた経済力が測れない。

間接税とは消費税など、税を納める人と税を負担する人が異なるものをいい、補助金とは国から国民に配られるお金のこと。補助金は貧しい家庭に配られたりと、何らかの理由で国民に配られているものであり、国民が稼いだ所得ではないが、補助金をもらった国民が買い物などで自由に使えるため、国民の所得として国民所得(NI)の計算にプラスとして含まれる。

例文

・国民純生産(NNP)の求め方を理解していなければ、国民所得(NI)を求めることはできない。

・民間企業の実質的な出費を純生産から差し引くことで、純粋な国民所得(NI)を求めることができる。

・国から補助金をもらった国民が、補助金を使っても使わなくても、国民所得(NI)にプラスされる。

・国民所得(NI)とは国民が稼いだ所得の合計でもあるが、国民が使えるお金という見方もできる。

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