「資産効果」とは?意味や使い方を簡単に解説!

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資産効果の意味

資産効果とは、保有する資産の変動によって消費や投資などの活動に影響を及ぼす効果を指す。イギリスの経済学者アーサー・セシル・ピグーが提唱したことからピグー効果とも呼ばれる。保有する土地の価格が1000万円から2000万円に上昇した時、個人は資産が増えたことによる安心感から、上昇分を消費あるいは投資に回そうとする。これがさらなる資産価格の増加をもたらし、景気は拡大していく。資産効果は変動の激しい資産価額によって成り立っているため、株式や土地の価値が下落すると、今度は逆に消費や投資を抑えるようになり、融資も受けづらくなる。この効果を「逆資産効果」という。

資産効果や逆資産効果が顕著に現れたのがバブル経済である。バブル経済では株式や土地の価格が爆発的に上昇し、これによって融資が拡大、消費や投資も急激に増えた。しかし、バブルの崩壊によって資産価格は暴落、消費や投資は冷え込み負のスパイラルに陥り、不況に至った。

例文

・資産価格の高騰によって、消費や投資を活発にする資産効果が生まれ景気を刺激した。

・バブル経済は過度な資産効果をもたらした。

・資産効果は、乗数効果に無視できない影響を与える。

・コロナ禍においては資産が増えても、資産効果は限定的である。

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