「学習の転移」とは?意味や使い方を簡単に解説!

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学習の転移の意味

学習の転移 (transfer) とは、ある課題の学習・遂行に、それ以前に行われた課題の学習がどのように影響するかのことを言い、学習・遂行を促進させる正の転移、学習・遂行を妨害する負の転移に分けられる。

例えばある運動を左手で行う学習をする場合、同じ運動を既に右手で学習した群と、初めてその運動を行う群では、前者の方がその運動を習得する時間が短い。これは正の転移が起こっているためである。このように、体の片側で学習した運動をもう片側で学習する際の学習の転移を特に両側性転移と呼ぶ。

学習の転移は運動以外でも様々な場面で見られる。例えば、数学での学習が転移を起こし、理科の学習が促進される事が考えられる。また、ある教科を学習する時に、ノートの取り方といった勉強方法自体を学習することで、全く異なる分野の学習に正の転移が起こることもある。このように、学習の転移は類似した学習内容においてだけでなく、異なる分野の学習にも見られる現象である。

例文

・バドミントンの経験があったので、学習の転移によってテニスもすぐに上達した。

・民謡の経験が負の学習の転移を引き起こし、オペラを学ぶのに苦労した。

・他の学問に学習の転移が起こると考えられていたため、ヨーロッパでは昔からラテン語の教育が行われていた。

・過去の課題と現在の課題の類似点を示すことで、学習の転移を促進できる。

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