「景気指標」とは?意味や使い方を簡単に解説!

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景気指標の意味

景気指標とは、景気の動きを示したデータを分析したもので作成された指標のことである。

景気の変動より先に変化する先行指標、景気の好、不況など景気同行と同じタイミングで変動する一致指標、景気変動に遅れて反応する遅行指標がある。内閣府が毎月公表する景気動向指数(DI)が代表的な指標である。

DIは全米経済分析研究所(NBER)が開発したものを参考にしており、生産や消費、雇用など、30近い指標で算出される。新規求人数や新設住宅着工床面積など12の系列で成る先行指数、有効求人倍率や営業利益など11の系列から成る一致指数、完全失業率や家計消費支出など9系列から成る遅行指数の3つの指数で構成される。DIは景気の方向性を見るのに適しているという特徴があるが、その大きさをとらえるには不十分である。そこで、各指数の変化の大きさを分析するために考案されたのが景気総合指数(CI)である。内閣府は1984年からCIを参考にし、2008年以降は、DIとCIを用いた景気分析を行っている。

例文

・日本の景気指標は毎月、内閣府が公表している。

・景気指標を用いて投資の判断をする。

・アメリカの景気指標は世界に大きな影響を与える。

・景気指標の結果が悪いからと言って、景気が悪いと言える訳ではない。

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