「学級通信」とは?意味や使い方を簡単に解説!

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学級通信の意味

 学級通信とは、学級担任が発行する連絡広報誌である。小中学校を中心として用いられる。学級の実態などに応じて発行頻度や内容は様々であり、保護者への連絡帳としての傾向が強いもの、子どもたちの学習記録中心のものなど、さまざまなスタイルが存在する。

 学級通信のもつ役割は、第一に、保護者との連携を行うことである。学級の様子や指導方針を保護者に伝えるものである。第二に、子どもとの信頼関係を築くことである。学級全体の良さや子どもの頑張りを掲載することによって、友だちの良さを認め合う雰囲気が醸成される、子どもの自己肯定感を育てるなどの効果が期待される。第三に、教師の資質を向上させることである。担任は学級通信を作成する中で、自らの日々の実践を振り返ることができる。

 起源は定かでないが、全国の教師たちによって実践が試みられはじめ、やがて学級通信という用語があてはめられるようになり、1960年前後に教育雑誌などで概念が普及していったとされる。

例文

・月初めに学級通信を発行する。

・学級通信に子どもの写真を掲載する。

・保護者に学級の様子を伝えるために、学級通信を活用する。

・学級通信は学級経営の役に立つ。

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