「バウムテスト」とは?意味や使い方を簡単に解説!

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バウムテストの意味

バウムテストとは、1本の実のなる木の絵をもちいた心理テストのこと。樹木画テストや、ツリーテストともよばれる。
バウムテストでは、回答者には、樹木の絵を描いてもらう。ふつうは、白紙と鉛筆で、実のなる木を描くようにもとめる。
そして、その樹木をどのように描くか、ということを観察することによって、描いた人の性格や深層心理をさぐる、というテストである。ロールシャッハ・テストと同じように、投影法による性格検査の一種であるが、描かれた絵画そのものが回答である、という部分が異なる。
この検査方法は、K.コッホによって創始された。コッホは、1949年の著作で、バウムテストを広く世間に知らせることとなった。
この検査をおこなうときに、画面を4つの部分に区切って見る。右上に描かれる表象を能動性、右下を本能や葛藤が描かれた部分、左上が受動性、左下が発端や退行をそれぞれ表している、というふうに、回答者の欲求や人格を解釈しようとする。
絵を描くことによる性格検査の長所は、言語を使うことが困難な人物にたいして、知的能力や発達の診断をおこなうことができる、ということである。

例文

バウムテストやHTPテストで描かれるパターンは、無限である。

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