日本が抱える15の社会問題|大学生でも学びやすい面白いテーマをご紹介!

アカデミック

社会問題というと、少子高齢化や環境問題などの大きなテーマを思い浮かべる人が多いかもしれません

しかし日本には、あまり注目されないまま深刻化している問題や、時代の変化とともに新たに生まれた問題も存在します

今回は、大学生でも学びのきっかけになりそうな15のトピックを取り上げてみました

意外に感じるものや、身近に潜む課題もありますので、気になるテーマをさらに掘り下げてみてください。

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カプセルホテル難民

都心部の家賃高騰や初期費用のハードルの高さなどが理由で、カプセルホテルやネットカフェを住まい代わりに利用し続ける人がいます。「難民」という言葉は過激に聞こえますが、安定した住居を得にくい若年層や低所得層が増加している現状を象徴しています。背景には賃貸契約の厳しさや、まとまった保証金を用意できない経済状況などがあり、都市部の住宅政策の不足が問題として浮上しています。

デジタルタトゥー

SNSやブログで一度公開した情報がインターネット上に半永久的に残り、就職や人間関係に影響を与えることがあります。何気なく発信した投稿が後になって不都合をもたらすケースもあり、近年は企業が採用活動で応募者のSNSをチェックする事例も増加傾向です。ネット利用が日常化する中で、個人情報や表現の自由との兼ね合いが大きな課題となっています。

過度な自己啓発セミナー・マルチ商法

「自分を変えたい」「成功したい」といった若者の気持ちを利用して、高額なセミナーや投資話を持ちかけるビジネスが存在します。真面目に学ぶ機会として利用されるセミナーもある一方、借金をしてでも商品を購入させる手口や、宗教的・洗脳的な手法を用いる悪質なケースも報告されています。情報や口コミがSNSで簡単に広がる時代だからこそ、どのように見極めるかが問われています。

迷惑系YouTuberやSNSインフルエンサーによるトラブル

視聴回数やフォロワー数を伸ばすために、過激な企画や公序良俗に反する行為を配信する人物が増えています。公共施設や飲食店での迷惑行為、犯罪スレスレの撮影などが問題視され、動画プラットフォームやSNS運営側にも規制や対策を求める声があがっています。個人が大きな影響力を持てる時代だからこそ、倫理観とのバランスが議論の対象になっています。

ゲーム依存やeスポーツの光と影

ゲームに夢中になりすぎて生活に支障をきたす依存症が社会問題化し、WHOも「ゲーム障害」を疾患として認めました。一方、eスポーツの人気は高まり、プロリーグや大規模大会で高額賞金が用意されるなど新たな産業として注目されています。ただし、課金トラブルや徹夜プレイが常態化する健康被害など、負の面も見過ごせません。

スマホ依存やSNS疲れ

スマホを常に手放せずSNSの更新や通知をチェックしてしまう、いわゆる「スマホ依存」は若い世代に限らず広がっています。常に人とつながっている状態がストレスの原因になる「SNS疲れ」も問題化しており、学業や睡眠不足への影響が指摘されることもあります。便利さの裏で、心の健康や人間関係のバランスをどのように保つかが課題です。

同族経営や家業の相続トラブル

日本には家族経営の中小企業や商店が多く存在しますが、後継者不足や相続をめぐるトラブルが増えています。家族間ならではの結びつきが強みになる反面、経営方針の対立が感情的になりがちで、ビジネスが滞ることも。外部の経営者を招いた事業承継や、マッチングサービスの活用など新しい取り組みが模索されています。

コスプレやオタク文化と地域活性

アニメや漫画のイベントを開催し、観光誘致を行う地域が増えています。コスプレ大会や聖地巡礼企画によって、地元に若い世代が集まり大きな経済効果を生むこともある一方、騒音やゴミの後処理などの問題が表面化するケースもあります。地元の住民との温度差をどう調整するか、長期的な盛り上がりをどう作るかが鍵となっています。

アイドル握手会や「推し活」商法

アイドルやタレントに会うためにCDやグッズを大量購入するファン活動が経済的負担を招くこともあります。握手券やイベント参加権が付録となることで売り上げを伸ばすビジネスモデルが定着していますが、同時に浪費や依存、環境負荷(大量の不要なCDなど)などの問題も指摘されています。

シェアハウスやルームシェアによるトラブル

家賃を抑えたり、コミュニティを求めてシェアハウスを選ぶ若者が増える一方で、生活習慣の違いによるトラブルや家事・費用分担の問題が起こりやすい側面があります。適切な契約書を交わさずに住み始めるケースもあり、退去時の費用負担などをめぐって揉めることも少なくありません。行政や不動産会社が仲介してルールを整備する動きも一部で進んでいます。

フリマアプリによる詐欺や闇取引

メルカリやヤフオクなど、個人間の売買が手軽にできるフリマアプリは非常に便利ですが、中には転売や詐欺の温床となるケースもあります。偽ブランド品や盗品の売買、支払いトラブルなどが後を絶たず、プラットフォーム側の監視や法的整備の重要性が増しています。

「おひとりさま」時代の恋愛や結婚観

未婚率が上昇し、生涯独身や事実婚といった選択肢をとる人が増えています。マッチングアプリや婚活パーティーなど出会いの機会は多様化しているものの、結婚に対する価値観や経済面でのハードルから先延ばしを選ぶ傾向もあります。一方で、単身世帯が増えることで高齢者や病気時のサポート体制をどう確保するかなど、社会全体の課題にもつながります。

脱炭素の裏側にあるバイオマス発電トラブル

再生可能エネルギーとしてバイオマス発電が注目されていますが、大量の木材チップや植物資源を使うことで森林伐採や輸送コスト、二次的な環境負荷が懸念されています。国内外からの燃料輸入が必須となる場合があり、「持続可能」とは言い切れない側面が浮上しています。再生可能エネルギー全体の導入プロセスを見直す必要性が指摘されています。

夜職や水商売の新形態

ホストクラブやキャバクラなどの夜職は、従来のイメージに加えてオンライン接客など新しい形が増えています。働く側にとっては自由度が高い一方で、労働環境の不透明さや危険と隣り合わせの状況に置かれる人も多いとされます。感染症拡大の影響が大きい業界であり、社会保障や安全面の整備が課題として挙げられています。

タクシー・ライドシェアの普及と規制

世界的にはUberやLyftなどのライドシェアサービスが普及していますが、日本では法規制やタクシー業界との利害調整が難航し、導入が遅れています。一方で地方や過疎地では公共交通機関が縮小し、高齢者などの移動手段が不足する現状があります。さまざまな試験運用が行われているものの、安全性や雇用、地域経済への影響を踏まえた議論が続いています。

レポートを生成

以下のフォームよりレポートを生成できます

上記のテーマで気になったものを「トピック」に入力し、文字数を指定したら「生成」をクリックしてください

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    生成フォームはhomeからもご利用いただけるので、当サイトをブックマーク保存しておくとレポート課題が出された時などに便利ですよ!

    「レポート徹底攻略」についてもっと詳しく知りたいからはこちらからどうぞ

    おわりに

    普段のニュースや授業では取り上げられにくいテーマも含め、日本には多種多様な社会問題が存在しています。大学生の視点でそれらを学び、深掘りしてみると、「なぜそうなっているのか」「背景にどんな構造があるのか」が見えてくるはずです。自分や周囲の体験をヒントに調べていくと、意外な発見があるかもしれません。どの問題も社会の一部としてつながっており、私たち一人ひとりが関与しうるものです。興味を持ったテーマがあれば、ぜひさらに掘り下げて知識を深め、考えを発展させてみてください。

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