こんにちは、レポトンです。
「大学で第二外国語を履修することになったけれど、どの言語を選べばいいのか分からない……」「できるだけ単位を落とさずに卒業したい!」とお悩みではないでしょうか?
そこで今回は、大学の第二外国語に中国語や韓国語を選ぶメリットや理由を、わかりやすく解説します!

この記事は次のような人におすすめ!
- 第二外国語の単位を確実に取りたい人
- 就職や将来に役立つ言語を選びたい人
- 中国語や韓国語について興味はあるけれど、難しそうで不安な人
この記事を読むと、中国語や韓国語を選ぶメリットや学習のコツ、そして単位を落とさないためのヒントが、しっかり分かるようになりますよ。
第二外国語選びで悩んでいる方や、卒業までに語学力を身につけたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
それではどうぞ!
そもそも「第二外国語」とは?
まずは大学における「第二外国語」とは何か、イメージをつかんでおきましょう。
多くの大学では、英語が「第一外国語」として位置づけられています。つまり、「英語以外の外国語を学ぶ」のが第二外国語ですね。大学によっては必修扱いとなり、卒業要件に含まれる場合がほとんどです。
「どうせなら、できるだけ苦労せずに卒業したい」「自分の将来に役立つ言語を学びたい」というのは多くの大学生が抱く本音。どの言語が自分に合っているかを考えるのはとても大事なステップです。
ここからは、実際におすすめの第二外国語として中国語・韓国語をピックアップし、それぞれのメリットと難しさを解説します。また、他の言語(フランス語など)を選ぶ可能性も含めて、幅広く見ていきましょう。
第二外国語を選ぶ際のポイント
第二外国語を選ぶとき、以下のようなポイントを考慮すると選びやすくなります。
- 単位の取りやすさ
できるだけ難しくない言語を選んで、単位を落とさないことを重視する。 - 学習のしやすさ
日本語に近い文法や文字の構造をもつ言語を選ぶと、学習コストが軽減される。 - 将来の活用度
就職に役立つ、旅行先で使いやすいなど、自分の将来設計にマッチする言語を選ぶ。 - 興味関心の高さ
好きな国や文化があるならば、モチベーションを保ちやすい。
もし「とにかく単位を取りやすい言語がいい」というのであれば、履修している先輩や大学のシラバスなどで授業の難易度や評価基準を調べることも重要です。言語によって担当教員の方針が違い、「レポート中心」なのか「テスト中心」なのかも大きく変わってきます。
中国語がおすすめな理由
「中国語って発音が難しいと聞くし、いきなり始めるのはハードルが高そう……」と感じる方も多いですよね。ここでは、中国語を選ぶメリットを3つご紹介します!
- 漢字を使うため単語イメージがしやすい
- ビジネスでも需要が高い言語
- 声調(四声)などの難しさもある
漢字を使うため単語イメージがしやすい
日本語と同じく漢字を使う中国語は、単語を見たときに大まかな意味を想像しやすいというメリットがあります。たとえば「図書館」は中国語で「图书馆(tú shū guǎn)」と書き、見た目からして「図書」と「館」だなと分かりやすいですよね。日本語とは文字の形が若干異なる場合もありますが、まったく新しい文字体系に触れるよりはハードルが低く感じられます。
ビジネスでも需要が高い言語
中国は世界でも有数の経済大国であり、中国語を使う機会は今後ますます増えていくと考えられます。大学卒業後に企業就職を目指す方、将来グローバルに活躍したいと考える方にとっては、英語+中国語という語学スキルは強みになりやすいです。ビジネスや留学など、使い道が多岐にわたる点も魅力ですね。
声調(四声)などの難しさもある
中国語の最大の特徴は、「声調」という発音の抑揚があることです。たとえば「mā(1声)」「má(2声)」「mǎ(3声)」「mà(4声)」のように、同じ「ma」でも声の上げ下げによって意味が変わります。日本語にはこうした仕組みがないため、最初は戸惑いやすい部分でもあります。しかし、大学で習うレベルの範囲であれば、授業にしっかりついていけば十分克服できるでしょう。単位を取るだけなら、必ずしもネイティブ並みの発音は求められませんので安心してください。
韓国語がおすすめな理由
「韓国語ってハングルがまったく読めないし、難しそう……」という不安があるかもしれません。ここでは、韓国語の学習が思いのほかスムーズに進む理由を3つ解説します!
- 語順が日本語と似ている
- K-POPやドラマなど、学びのモチベーションが高まりやすい
- ハングル文字を覚えるのに最初は時間がかかる
語順が日本語と似ている
韓国語の文法は日本語とよく似ています。日本語と同じく「主語+目的語+動詞」の形をとるため、英語のように語順が大きく違うわけではありません。例えば「私は本を読みます」を韓国語に直すと「저는 책을 읽습니다(チョヌン チェグル イルスムニダ)」となりますが、そのままの語順で問題ありません。文法面でのハードルが比較的低いため、初心者でも文章構造を理解しやすいのがメリットです。
K-POPやドラマなど、学びのモチベーションが高まりやすい
近年、韓国のエンターテインメントが日本でも大人気。K-POPや韓国ドラマ、映画、韓国コスメなど、身近に韓国文化を楽しめるコンテンツが多いですよね。好きなアイドルの歌詞やインタビューを理解したい! お気に入りのドラマを字幕なしで見てみたい! といったモチベーションが学習の継続につながります。
ハングル文字を覚えるのに最初は時間がかかる
韓国語の文字「ハングル」は、日本語の漢字やひらがな・カタカナとはまったく違うため、初見で読むのは難しいです。ですが、ハングルは一見すると記号のようでも、実は音を表す構造がシンプルなので、法則性を理解すれば比較的早く読めるようになります。大学の授業では基礎からゆっくり教わるため、全くの初心者でもついていきやすいでしょう。
その他の第二外国語候補:フランス語など
「実はフランス語やドイツ語も気になっているけれど、難易度が高そうで不安……」と考えている方もいるでしょう。ここでは、英語や中国語、韓国語以外の言語を検討する際に知っておきたいポイントをまとめます!
- 国際的にメジャーなフランス語
- 欧米言語は英語と似ているところも多い
- 文法や発音は独特だが、所詮は言語!
国際的にメジャーなフランス語
フランス語は国連の公用語にも指定されており、国際機関でも広く使われています。英語に次いで国際舞台で用いられることも多く、歴史や文化の面でも魅力が豊富。旅行でパリを訪れたい方や、ファッションや芸術に興味のある方にとって、学ぶ意義は大いにあると言えます。
欧米言語は英語と似ているところも多い
フランス語やドイツ語、スペイン語など、欧米の言語は英語と同じアルファベットを使います。そのため、発音は違えども文字に抵抗を感じにくいという利点があります。スペイン語などは「ローマ字読み」に近い発音も多く、韓国語や中国語よりも発声がしやすい場合もあるでしょう。
文法や発音は独特だが、所詮は言語!
フランス語は名詞に性(男性名詞・女性名詞)があったり、発音が独特だったりと最初は戸惑うことが多いかもしれません。ドイツ語にも格変化があったりと難しい部分はあります。しかし、どの言語にも言えることですが、大学レベルで習得する範囲なら、それほど恐れる必要はないというのが実情。テキストや授業をしっかりこなしていけば、十分単位を取得するレベルに達することは可能です。
第二外国語の単位を落とさないためのコツ
「どの言語を選んでも結局、単位を落としたら意味がない……」と心配する人は多いですよね。ここでは、第二外国語で単位を確実に取るためのコツを3つ紹介します!
- 授業を休まない&早めの課題提出
- 教授や先輩に積極的に相談
- オンライン教材やアプリを活用
授業を休まない&早めの課題提出
とにかく語学はコツコツと積み重ねることが大切。たとえ一回だけでも授業を休むと、その部分の知識が抜け落ちてしまい、後々の理解に影響します。欠席が増えてしまうと出席点の割合が大きい授業の場合、自動的に評価が下がってしまうことも。欠席を減らし、課題は早めに提出して教授の印象を良くしておくことが単位取得への近道です。
教授や先輩に積極的に相談
授業でわからないことがあれば、教授や助教に気軽に質問するのがおすすめです。語学のクラスは比較的少人数で行われることが多いので、個別に質問しやすい環境が整っている場合も。さらに、すでにその授業を受けて単位を取得した先輩に相談すれば、どの教科書がわかりやすいか、テスト対策はどんなことをすればいいのかなど、具体的なアドバイスをもらえるでしょう。
オンライン教材やアプリを活用
現代ではスマホやタブレットを使った学習方法が充実しています。発音練習ができるアプリや、単語暗記をサポートするツールなどが多数存在。教科書だけでなく、こうしたツールを活用すれば、スキマ時間でも効率的に学習を継続できます。中にはクイズ形式で楽しみながら学べるものも多いので、「勉強している感覚が重たい」と感じている人ほど試してみる価値ありです。
やっぱり好きな言語を選ぶのが一番!
ここまで中国語と韓国語を中心に、フランス語なども含めて第二外国語の選び方を紹介しました。もちろん、単位が取りやすい言語を狙っていくのも一つの方法ですが、結局のところ“好きこそものの上手なれ”という言葉があるとおり、興味関心がある言語を選んだほうが続けやすいです。
「K-POPや韓国ドラマが好き」「中国の映画やグルメが好き」「ヨーロッパに憧れていて、フランス語を話してみたい」など、自分の好きと結びつけるとモチベーションもアップし、授業にも自然と真剣に取り組めるでしょう。結果的に単位取得もスムーズになる可能性が高まります。
まとめ
- 第二外国語とは:英語以外の言語を指し、多くの大学で必修科目となっている
- 中国語のメリット:漢字が使えるので単語イメージがしやすい、ビジネス需要が高い、声調に注意
- 韓国語のメリット:文法が日本語と似ていて学びやすい、ハングルは最初は難しいが覚えればシンプル
- その他言語(フランス語など):国際的に需要がある、英語と似たアルファベットなので文字に抵抗が少ない
- 単位を落とさないコツ:授業は欠席しない・早めの課題提出、教授や先輩への質問、アプリ等を活用して学習を継続
以上のポイントを押さえたうえで、自分の興味や将来の目標に合った言語を選ぶことが大切です。どの言語を学ぶにしても、大学レベルであれば決して「習得不可能なレベルの難易度」ではありません。しっかりと授業に参加し、コツコツと学習を継続すれば単位はきちんと取れますし、将来にも活かせるスキルになるでしょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。