こんにちは、レポトンです
IELTSを勉強していると、「英語ネイティブなら平均で何点取れるの?」「日本人はどのくらいを目指せばいいの?」と気になりませんか?ネイティブなら簡単に9.0を取れるように思えても、実際の試験ではそう単純ではありません。
そこで今回は、IELTSネイティブの平均スコアや日本人との差、目標スコアごとに必要な英語力と学習時間をわかりやすく解説します!

この記事は次のような人におすすめ!
- ネイティブのIELTS平均スコアを知りたい人
- 日本人の平均スコアと比較したい人
- 目標点に必要な英語力や勉強時間を知りたい人
この記事を読むと、自分の現在地と目標までの距離を整理し、無理のないIELTS対策を考えられるようになりますよ
ネイティブに近いスコアを目指したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
それではどうぞ!
1. IELTSネイティブの平均スコアはどのくらい?
IELTSの受験者全体では、英語を母語とする人が必ずしも多くありません。そのため「ネイティブの平均」を示す統計は、受験目的や国籍、受験者の学歴によって大きく変わります。ただし、一般的な目安としては、ネイティブ受験者のOverallは7.0〜8.0程度に集まりやすいと考えられます。
英語圏の大学院や専門職への出願を目的に受験する人は、もともと教育水準が高く、試験形式にも慣れている傾向があります。一方、移住や就労の条件を満たすために受験する人は、必ずしもアカデミックな文章を書く機会が多いとは限りません。したがって、同じネイティブでもスコアには幅があります。
技能別ではどのような傾向があるか
ネイティブはListeningとSpeakingで高得点を取りやすく、8.0以上に達する人も珍しくありません。しかし、Readingでは設問の読み違い、Writingでは論理構成や語彙の使い分けが原因で点を落とすことがあります。Overallは4技能の平均で決まるため、1技能の弱点が全体の足を引っ張ります。
| 技能 | ネイティブに多い傾向 |
|---|---|
| Listening | 高得点を取りやすい |
| Reading | 形式への慣れで差が出る |
| Speaking | 流暢さは有利だが採点基準がある |
| Writing | 論理性と正確さが課題になりやすい |
つまり、ネイティブの平均をそのまま自分の目標にするのではなく、志望校や応募先が求める各技能の条件を確認することが大切です。
2. ネイティブでもIELTSで9.0を取れない理由
英語ネイティブでもIELTSで9.0を取れない最大の理由は、試験が単なる「英語を話せるか」のテストではないからです。IELTSでは、限られた時間内に情報を正確に処理し、設問の要求に沿って答える力が求められます。日常会話が自然にできても、試験で最高評価を得るには別の訓練が必要です。
Writingは母語話者にも難しい
Writingでは、テーマに対する立場を明確にし、段落ごとに主張と根拠を整理しなければなりません。さらに、文法ミスが少ないだけでなく、語彙の適切さ、文章のつながり、課題への回答度も評価されます。ネイティブでも、感覚的に文章を書く癖があると、論点がずれたり説明不足になったりします。
「自然な英語」と「採点される英語」は違う
Speakingでも、友人との会話で使う省略表現やくだけた言い回しが、そのまま高評価につながるとは限りません。質問に直接答え、理由や具体例を加え、話を展開する必要があります。発音が完璧でなくても伝われば評価されますが、内容が短すぎたり、同じ表現を繰り返したりするとスコアは伸びにくくなります。
ネイティブであっても、過去問を解き、採点基準を理解し、弱点を修正するプロセスが欠かせません。これは日本人の受験者にも共通する重要なポイントです。
3. 日本人の平均スコアとネイティブとの差
日本人受験者のIELTSスコアは、一般的にOverallで5.5前後が一つの目安とされます。受験者の目的や年度によって変動しますが、英語母語話者の目安である7.0〜8.0程度と比べると、差はおよそ1.5〜2.5バンドに及びます。ただし、この差は英語力だけでなく、学習環境や受験経験の違いも含んでいます。
日本人がつまずきやすい技能
日本人は、文法や単語を学ぶ機会が多い一方、英語を聞いて即座に理解したり、自分の考えを英語で組み立てたりする練習が不足しがちです。特にSpeakingでは、正しい文を作ろうとするあまり、回答が短くなったり、沈黙が増えたりします。Writingでは、主張よりも細かな文法に意識が偏るケースがあります。
- 聞き取った英語を日本語に訳さず理解する
- 理由・具体例まで含めて話す練習をする
- 模範解答を分析し、論理展開を型として身につける
大切なのは、ネイティブとの点差を見て落ち込むことではありません。IELTSではスコア帯ごとに必要な行動が異なるため、自分の目標に合わせて技能別の課題を設定することが、効率的な対策につながります。
4. 目標スコア別に必要な英語力と学習時間
目標スコアによって、必要な学習内容と勉強時間は変わります。現在の英語力、学習頻度、海外経験によって個人差はありますが、以下は大学生が計画を立てる際の目安です。時間だけを増やすのではなく、定期的に模試を解いて伸びを確認しましょう。
| 目標Overall | 必要な英語力の目安 | 追加学習時間の目安 |
|---|---|---|
| 6.0 | 日常・大学生活の内容を概ね理解できる | 300〜500時間 |
| 6.5 | 複雑な内容も要点を整理して伝えられる | 400〜700時間 |
| 7.0 | 抽象的なテーマを論理的に扱える | 600〜900時間 |
| 8.0以上 | 高い正確さと柔軟な表現力がある | 900時間以上 |
たとえば6.0を目指す場合は、基礎文法と頻出語彙を固めながら、ListeningとReadingで正答率を安定させることが先決です。6.5から7.0では、単語を増やすだけでなく、Writingの段落構成やSpeakingの回答展開を改善する必要があります。8.0以上では、細かな文法ミス、語彙の重複、発音の聞き取りにくさなどを一つずつ修正します。
学習時間を見積もる方法
まず現在のOverallだけでなく、4技能のスコアを確認します。目標との差が大きい技能を優先し、1週間の学習時間を決めましょう。毎日1時間なら月に約30時間、毎日2時間なら約60時間を確保できます。大学の授業やアルバイトと両立するなら、平日は短時間、休日は模試と復習という形にすると継続しやすいです。

学習時間はあくまで目安です。大切なのは、解いた問題を復習し、なぜ間違えたのかを説明できる状態にすることですよ。
5. ネイティブ水準を目指すIELTS対策
ネイティブ水準の7.0〜8.0以上を目指すなら、4技能を別々に勉強するだけでなく、実際の試験で使える英語へ変えることが重要です。単語帳を何周もするだけでは、WritingやSpeakingの得点は伸びにくいでしょう。インプットとアウトプットを組み合わせ、採点基準に沿って改善します。
Listening・Readingの対策
Listeningは、聞き取れなかった箇所をスクリプトで確認し、音声をまねて発音するシャドーイングが効果的です。Readingでは、本文を最初から細かく訳すのではなく、設問の種類ごとに根拠を探す練習を行います。正解だけでなく、他の選択肢が違う理由まで確認すると、判断の精度が上がります。
Writing・Speakingの対策
Writingは、導入・本文・結論の役割を理解し、時間内に書き切る練習をします。書いた後は、文法だけでなく、質問にすべて答えているか、主張と具体例がつながっているかを確認してください。Speakingは、回答を録音して、沈黙、語彙の繰り返し、文法の誤りをチェックします。講師や学習仲間から客観的なフィードバックを受けるのも有効です。
- 模試で現在の4技能スコアを把握する
- 最も差が大きい技能を重点的に練習する
- 答案や録音を見直し、改善点を記録する
- 一定期間ごとに再受験形式で成果を確認する
公式の問題形式や採点基準を確認し、自分の回答がどの基準に届いていないのかを具体化すると、学習の無駄を減らせます。ネイティブの表現をそのまま暗記するのではなく、自分の意見を筋道立てて伝える力を伸ばしましょう。
まとめ
IELTSネイティブの平均は、受験者の背景によって異なりますが、Overall7.0〜8.0程度が一つの目安です。ネイティブでも9.0が難しいのは、IELTSが英語力だけでなく、形式への対応力や論理性も評価する試験だからです。
- 日本人はまず自分の4技能スコアを把握する
- 目標点に応じて学習内容と時間を調整する
- WritingとSpeakingは必ず答案・録音を振り返る
まずは模試を1回解き、目標スコアとの差と最優先の技能を確認してみてください。小さな改善を積み重ねることが、ネイティブ水準への近道です。

