大学生にとって身近な社会問題10選!レポートが書きやすい簡単なテーマ

アカデミック

こんには、レポトンです

大学でレポートや論文のテーマを決めるとき

「何を書こう?」
「自分と関連する身近な問題って何だろう?」

と悩んだ経験はありませんか?

そこで本記事では、「大学生にとって身近な社会問題」を10個ピックアップしてご紹介します

どれも大学生が興味を持ちやすく、かつ取り組みやすいテーマです

レポート執筆のヒントとして、選んだテーマをどう掘り下げるかの具体例も簡単に解説しますので、ぜひ参考にしてみてください

それではどうぞ!

スポンサーリンク

SNSいじめ・誹謗中傷

 まず注目したいのは、SNS上のいじめや誹謗中傷にまつわる問題です。TwitterやInstagram、匿名掲示板などを使っている人は多いですが、匿名性や拡散力の高さゆえに、不特定多数の人から心無い言葉を浴びるケースも増えてきました。大学生はSNSを活発に利用する世代でもあるため、友人や自分自身が被害にあったり、あるいは知らず知らずのうちに加害側になってしまう可能性も否定できません。

 レポートでは、SNSいじめの背景や要因を調べたり、どのような対策や法的整備が進んでいるのかをリサーチすることができます。被害者の実例や統計データを引用しながら、自分の経験や身近なエピソードを織り交ぜると、より読み手に説得力を与えられるでしょう。また、SNSの特性を踏まえた新たな課題や、大学生としてできる予防策・リテラシー向上の方法などを提案する形もおすすめです。

若者の就職・雇用問題

 大学生が将来を考えるうえで避けて通れないのが、就職や雇用に関わる問題です。新卒一括採用の制度、就職活動の早期化、インターンシップの重要性など、大学生の就活を取り巻く環境は年々変化しています。しかし、企業の採用形態の多様化や、グローバル化による競争激化、さらにコロナ禍によってオンライン面接が普及するなど、さまざまな要因が絡み合って混乱も生じています。

 レポートを書く際は、新卒一括採用のメリットとデメリット、非正規雇用の拡大による影響、就活ルールや企業の実態調査など、視点を絞って取り組むのがポイントです。また、自身の就活体験や周囲の声を参考に、「現場で何が課題になっているのか」を具体的に書くと説得力が高まります。データや政府の発表資料なども活用しながら、今後の就職システムのあり方や若者への支援策について検討してみるのも良いでしょう。

男女平等・ジェンダー問題

 昨今、「ジェンダー平等」や「多様性(ダイバーシティ)」が社会のキーワードになっています。たとえば大学内でも、男性・女性間の偏見や無意識のバイアスが潜んでいることがあります。また、就職活動やインターンシップの場面においても、性別による差別的扱いを感じるケースが少なからずあるかもしれません。

 このテーマでは、男女別の平均賃金格差や昇進率の差、就活やインターン採用時の不平等、大学での授業や研究活動の機会格差など、具体的な事例を通じて現状を分析できます。さらに、社会全体の男女平等に対する意識調査や国内外の比較データを用いれば、より幅広い視点で論じられるでしょう。大学での生活やアルバイト先での経験を踏まえながら、どうすればジェンダーギャップを縮められるのかを提案する形でまとめると、説得力のあるレポートになります。

貧困と奨学金問題

 学費や生活費が原因で、学業とアルバイトの両立に苦しむ大学生は少なくありません。日本学生支援機構の奨学金を借りている人や、実家の負担を軽減するために仕送りを受けずに自立している人など、金銭的な問題を抱える学生は一定数います。さらに、社会に出るときに奨学金が「借金」として重くのしかかり、返済に追われる人も多いのが現状です。

 「若者の貧困」は、大学生にとっても現実的なテーマです。レポートでは、奨学金問題を中心に、どの程度の学生がいくら借りているのか、返済が困難になっている実態はどうか、制度的な課題は何なのかなどを調べると書きやすいでしょう。経済的な事情で学業に支障をきたす学生が増えていることや、各国と日本の学費や奨学金制度を比較するなど、多角的に問題を捉えると内容が充実します。

環境問題(プラスチックごみ・CO2排出など)

 環境問題は、もはや地球規模で取り組まなければならない緊急課題です。大学生でも、スーパーやコンビニでの買い物、カフェのプラスチックストロー、あるいは自宅から大学への通学手段など、日常生活のあらゆるところで環境負荷に関わっています。プラスチックごみの削減やCO2排出量の削減は、国や企業だけでなく、一人ひとりの行動の変化も重要になっています。

 レポートのテーマとしては、身近なゴミ問題やキャンパスでのリサイクル活動、大学生の通学・消費行動と環境負荷の関係などに焦点を当てると具体的になります。例えば、「大学の食堂ではどれくらい使い捨て容器が使われているのか」「学内でどのようなエコ活動が行われているのか」などを調べると、興味深い事例を取り上げやすいでしょう。さらに国際的な視点として、パリ協定やSDGs(持続可能な開発目標)との関連性を示すと、より社会的意義の高いレポートになります。

国際交流・留学生問題

 グローバル化が進む中、大学では留学生を受け入れる制度や、学生が海外留学するプログラムが充実してきています。しかし一方で、語学力や経済的負担の問題から留学に踏み切れない学生がいたり、受け入れ先の体制やサポートが不十分で留学生が孤立してしまうといった課題も見え隠れします。

 国際化といえば大きなテーマに思えますが、「自分の大学で留学生はどんなサポートを受けているのか」「海外留学制度はどのように利用されているのか」という身近な視点から着手すれば、具体的なデータを集めやすくなります。実際に留学生の友人や海外留学経験者へのインタビューなどを行えば、生の声を反映した質の高いレポートになります。また、異文化交流によるメリット・デメリットや、大学の国際化政策の問題点などを論じることで、国際交流の現状を多面的に捉えることができるでしょう。

高齢化・少子化問題

 日本の社会問題として長年取り上げられているのが、高齢化と少子化です。これらは医療費や年金、労働力不足、家庭の在り方など、あらゆる側面に影響を及ぼしています。一見、大学生には遠い問題のように感じられるかもしれませんが、将来を考えると非常に重要な課題です。

 レポートの切り口としては、たとえば「少子化による大学の経営や入学者数の減少」「高齢者との世代間交流」「将来的な年金システムの不安」など、具体的なテーマに絞ると書きやすくなります。さらには、「若者が結婚や子育てに抱くイメージや負担感」「子育て支援制度の課題」といった観点で調べるのも興味深いでしょう。身近に祖父母と暮らす経験や、ボランティアで高齢者施設に関わった経験などがあれば、そこから問題意識を広げるのも良い方法です。

テクノロジーとプライバシー

 スマートフォンやクラウドサービス、ビッグデータの活用など、テクノロジーの進歩は急速に私たちの生活を変えてきました。しかし、その一方で個人情報やプライバシーに対するリスクも増大しています。大学生活でも、オンライン授業や学内SNSの利用、就職活動時の個人情報送付など、様々な場面でテクノロジーと接点を持つ機会が増えています。

 このテーマは、具体的な事例や統計データを見つけやすいのが特徴です。「大学のオンライン授業システムでのセキュリティは十分か」「就活時のウェブ面接での背景や個人情報はどう管理されているのか」など、自分の生活に根付いた視点で取り組むと書きやすいでしょう。また、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などの先端技術が、プライバシーや情報倫理にどのように影響を与えるのかを考察するのも面白いアプローチです。

働き方改革とブラックバイト

 「働き方改革」という言葉は社会全体のトレンドとしてよく耳にしますが、大学生がアルバイトをする環境も大きく影響を受けています。過度なシフトの強要や長時間労働、サービス残業の押し付けなど、いわゆる「ブラックバイト」の問題は、学生の学業や健康にも大きな負担となります。

 このテーマでは、厚生労働省のガイドラインや労働基準法の観点から、どんなバイトがブラックなのかを客観的に示すことができます。また、自分や友人のアルバイト経験談を交えれば、具体的な問題点や改善策が見えてくるでしょう。働き方改革により「残業を減らす」「有給休暇を取りやすくする」という動きがある一方で、非正規雇用の学生バイトはどう扱われるのかなど、多角的な視点で論じると説得力のあるレポートになります。

メンタルヘルス問題

 最後に取り上げたいのが、大学生のメンタルヘルス問題です。レポートや試験、就職活動、さらに人間関係や家庭の事情など、大学生活には何かとストレスが多いですよね。現代は精神的な不調や「うつ」などが珍しくありませんが、まだまだ周囲の理解やサポート体制が十分ではないケースもあります。

 大学生のメンタルヘルス問題をテーマにする場合は、「大学内のカウンセリングサービスの利用状況」「休学制度の実態」「友人関係における相談体制」「SNS依存がメンタルに及ぼす影響」など、具体的な切り口を設定すると分かりやすくなります。さらに、大学や文部科学省、厚生労働省の方針・統計データを調べながら、「早期発見やケアの在り方」「周囲のサポート方法」などを提言する形でまとめると、社会的にも意義のあるレポートになるでしょう。

レポートを生成

以下のフォームよりレポートを生成できます

上記のテーマで気になったものを「トピック」に入力し、文字数を指定したら「生成」をクリックしてください

60秒ほどでレポートが生成されますよ

    生成フォームはhomeからもご利用いただけるので、当サイトをブックマーク保存しておくとレポート課題が出された時などに便利ですよ!

    「レポート徹底攻略」についてもっと詳しく知りたいからはこちらからどうぞ

    まとめ

     以上、大学生にとって身近な社会問題を10個ご紹介しました。どれも一見難しそうに思えるかもしれませんが、ポイントは「自分の体験や身近な出来事」を出発点にすることです。レポートにおいては、単なる知識の羅列だけでなく、自分なりの問題意識や疑問、提案が盛り込まれていると評価されやすくなります。

     また、書くときのコツとしては、以下のステップを踏むとスムーズに進められるでしょう。

    1. テーマの明確化: まずは自分の興味や関心、経験に合わせてテーマを絞り込みましょう。
    2. 背景・現状の把握: 新聞記事や学術論文、公的機関の資料などを参考に現状を調査します。
    3. 問題点の分析: データや実例をもとに具体的に問題を洗い出してみましょう。
    4. 原因や要因の考察: 制度的な問題、人々の意識や行動、経済的背景など、さまざまな角度から原因を探ります。
    5. 対策や提言: 問題を解決するにはどうすればいいのか、現場や個人レベルでできることを考えてみましょう。

     自分の大学生活やアルバイト、SNSの使い方、家族や友人との日常会話などを振り返ってみると、意外にたくさんのネタが転がっていることに気づくはずです。レポート執筆のとっかかりを見つけられないときほど、自分の身近なところをもう一度観察し、疑問を感じたことや「もっとこうなったらいいのに」と思うことを探ってみましょう。

     社会問題を解決するのは、私たち一人ひとりの意識や行動の積み重ねです。大学生として、知識を吸収し、考えを深めると同時に、実際の行動に移せる力を身に付けることはとても大切。レポートを書く過程も、その大切なトレーニングになると思います。ぜひ本記事で紹介した10のテーマを参考に、自分の興味や将来のキャリア、学問分野などと絡めながら、オリジナルの視点を盛り込んだレポートを仕上げてみてください。あなたのレポートが、大学内外で議論を広げたり、新たな気づきをもたらしたりする一助となることを願っています。

    タイトルとURLをコピーしました