こんにちは、レポトンです。
「昔の英検と今の英検では、どちらが難しいの?」「昔の2級は、今の準2級くらいだったの?」と気になっている人も多いですよね。試験形式が変わっているため、級名だけでは単純に比べにくくなっています。
そこで今回は、英検は昔より難しくなったのかを、試験形式・各級・2級の変化から比較して解説します!

この記事は次のような人におすすめ!
- 英検の昔と今の違いを知りたい人
- 英検は難しくなったのかを確認したい人
- 昔の2級と現在の2級・準2級を比べたい人
この記事を読めば、過去の合格経験を現在の級へそのまま換算できない理由と、今の英検に合った対策がわかります。
それではどうぞ!
結論:英検は昔より難しくなったのか?

英検は昔より難しくなったと一概には言えません。ただし、現在はリーディングだけでなく、リスニング・ライティング・スピーキングを含めた4技能を評価する仕組みになり、必要な準備の範囲は広がっています。
難易度が単純に上がったとは言い切れない理由
昔と今では、問題形式、測定する技能、採点方法が異なります。そのため、同じ級名でも「昔のほうが簡単」「今のほうが難しい」と正確に断定するには、同じ年度の問題や採点基準をそろえた比較が必要です。
1960年代や1970年代の2級と現在の2級を、現在の準2級などに換算する公式資料は確認できません。したがって、「昔の2級は今の準2級相当」といった説明は、公式な事実としては扱えません。
現在の英検で重視される英語力
現在の英検では、級に応じた語彙や読解に加えて、聞いた内容を理解する力、自分の意見を英語で書く力、面接で答える力も評価されます。1級から3級、準2級プラス、準2級では、一次試験をリーディング・リスニング・ライティング、二次試験をスピーキングで判定します。
級ごとに見た主な変化
| 時期・制度 | 確認できる変化 |
|---|---|
| 1963年 | 1級・2級・3級で第1回検定を実施 |
| 1994年 | 準2級を新設 |
| 2016年度以降 | CSEスコアを用いた合否判定を導入 |
| 2025年度 | 準2級と2級の間に準2級プラスを新設 |
昔の英検と今の英検は何が違う?

出題内容・試験形式の変化
英検は1963年の開始以降、実践的な英語能力を測る方向へ試験を見直してきました。1997年には一次・二次試験をリニューアルし、二次試験で会話能力をより適切に判定する方式を導入。2002年には3級から5級の一次試験問題を改善し、2004年には上位級を含む形式の改定を完了しています。
リスニング・スピーキング・ライティングの扱い
現在の大きな特徴は、複数の技能を組み合わせて判定することです。2級では2016年度にライティングテストが導入され、2017年度には準2級・3級にも導入されました。これにより、3級以上は4技能を測る試験になっています。
| 級 | 現在測定される技能 |
|---|---|
| 1級〜3級・準2級プラス・準2級 | リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング |
| 4級・5級 | リーディング、リスニング。スピーキングテストは別途受験可能 |
英検リニューアルによる近年の変更点
2024年度第1回から、1級から3級の問題形式が一部リニューアルされました。1級と3級ではライティングが2題になり、1級では意見論述に加えて英文要約、3級では意見論述に加えてEメールが出題されます。準2級でもEメールが追加され、一次試験時間は延長されました。
一方、2級は2024年度の変更でライティングの新設はなく、主な変更はリーディングの設問削減です。準2級以上ではリーディングの設問数が一部削減されました。合格基準スコアとCEFR算出範囲は変更されていません。
昔の英検2級と現在の英検2級・準2級を比較

語彙・長文・ライティングの違い
現在の2級は、社会的な話題を扱い、短文・長文の語句空所補充、長文内容一致、英文要約、意見論述などで力を測ります。準2級は日常的な話題を中心に、意見論述とEメールを含む構成です。
昔の2級については、1960年代から現在までの問題冊子や採点基準を一貫して比較できる公式資料が確認できません。そのため、語彙・長文・ライティングの難しさを、昔の2級と現在の準2級の間で直接換算することはできません。
二次試験と4技能評価の違い
現在の2級は、一次試験でリーディング・リスニング・ライティング、二次試験で面接形式のスピーキングを評価します。昔の試験と比べる場合は、二次試験の有無だけでなく、会話能力の評価方法やCSEスコアの有無も確認する必要があります。
昔の合格者と現在の合格者を単純比較できない理由
現在は技能ごとに均等に配分された英検CSEスコアで合否を判定します。同じ正答数でも、試験回によってCSEスコアが変わる場合があります。評価の仕組みが異なる以上、昔の2級合格者と現在の2級合格者の英語力を、級名だけで比較するのは適切ではありません。
昔と今の違いを踏まえた現在の英検対策
受験する級の過去問で現在の難易度を確認する
昔の体験談や級の換算より、これから受ける級の現在の過去問を基準にしましょう。問題構成、時間配分、自分の正答状況を確認すると、必要な対策が見えやすくなります。
リーディング以外の技能を含めて対策する
- リーディング:語彙、長文、時間配分
- リスニング:音声を聞いて要点をつかむ練習
- ライティング:意見論述や要約、Eメールの形式確認
- スピーキング:面接の流れと質問への応答練習
公式の出題形式と合格基準を確認する
受験前は、英検協会の各級の試験内容、2024年度問題形式リニューアル、過去問を確認しましょう。合格基準は正答数だけでは算出できないため、公式のCSEスコアによる判定方法も確認しておくと安心です。
まとめ:英検の昔と今は試験の目的と評価方法が違う
- 英検が昔より一律に難しくなったとは言い切れない
- 現在は4技能とCSEスコアを重視している
- 昔の2級を現在の準2級相当とする公式資料は確認できない
- 2024年度以降は級によってライティングや設問数が変更された
まずは受験する級の最新の過去問を解き、リーディング以外の技能も含めて弱点を確認してみてください。昔の合格体験ではなく、現在の公式形式を基準に学習することが合格への近道です。

