大学生のためのレポート見本！単位が取れる書き方の例

いきなり「レポートを書いて出してください」と言われても

そもそもレポートって何!?
どうやって書き始めればいいの？

と戸惑う大学生は多いですよね

特に1～2年生のうちは、レポートという言葉自体がもはや呪文みたいに感じるかもしれません

でも安心してください。レポートは書き方のポイントさえつかめば、ぐっとラクになります

本記事では、まずレポートの基本的な書き方をサラッとおさらいし、1000文字程度のレポート見本をお見せします

さらに、A評価をもらうためのコツや、初心者でもスムーズに書き出せる序論テンプレートをまとめました

この記事を読めば、「レポート作成って意外といけるかも！」と思えるはず

ぜひ最後まで読んでみてくださいね

そもそもレポートってなに？
レポート見本
A評価をもらうためのコツ
これで書き出しに迷わない！序論テンプレ
1. 序論テンプレート
2. 4つの書き出しパターン例
まとめ
レポートを生成

そもそもレポートってなに？

レポートとは、テーマや課題に対して、自分で調べた情報や考えをまとめる“論理的な文章です

以下の3ステップが基本の流れ

1 テーマをしっかり確認する

先生（教授）が「何を論じてほしいのか」を理解しましょう

課題文に「○○について調査し、考察せよ」と書いてあるなら、その“問い”にきちんと答えるよう構成すましょう

2 情報収集＆整理

図書館の本や学術論文、信頼できるWebサイトなどから情報を集めましょう

「このデータはどの本から引用したか？」をメモしておくと後で楽ですよ

3 自分の意見・考えを盛り込む

ただまとめるだけでは評価は伸びません

「私なりにこう解釈した」「このデータからはこう考えられる」というオリジナルの視点が大事

レポート見本

テーマ：「オンライン授業のメリットと課題」を例にして、約1000文字のレポート本文サンプルを用意しました

全体の構成や表現の参考にしてみてください。

オンライン授業の可能性と課題

　近年、情報技術の進歩に伴い、多くの大学でオンライン授業が本格的に導入されるようになった。特に新型感染症の拡大をきっかけに、その普及スピードは一気に加速し、今では対面授業とオンライン授業を組み合わせるハイブリッド方式が主流になりつつある。本レポートでは、オンライン授業がもたらすメリットと課題を整理し、今後の大学教育における最適な活用法を考察することを目的とする。

　まず、オンライン授業の大きなメリットとして挙げられるのは、物理的な移動の制約がなくなる点である。学生は自宅や好きな場所から授業に参加できるため、通学時間の削減や交通費の節約が可能となる。また、録画された講義動画を活用すれば、何度でも繰り返し視聴できるため、復習を行いやすい点も魅力的だ。特に難解な専門科目では、一度聞いただけでは理解しづらい理論や概念が少なくない。動画を自分のペースで見返すことで、より深い理解を得やすくなる。

　一方で、オンライン授業にはいくつかの課題が存在する。最大の問題は、学生同士や教員とのコミュニケーション不足である。チャット機能やオンライン会議ツールを使えば一定のコミュニケーションは図れるものの、対面時ほど気軽に質問しづらかったり、雑談を通じた発見の機会が減ってしまうという意見も多い。また、自宅で授業を受ける場合、集中力を維持しづらい点もデメリットとして挙げられる。インターネット環境による不具合でスムーズに受講できないケースもあり、ストレスを感じる学生は少なくない。

　こうした課題を解決するためには、オンライン授業ならではのインタラクティブな仕組みやサポート体制を整えることが重要だと考えられる。具体的には、リアルタイムのディスカッションを促すチャットツールの活用や、オンデマンド動画視聴後にZoomなどで少人数のブレイクアウトセッションを設ける方法がある。さらに、自宅学習における自己管理能力を高めるためのガイダンスやメンタリング制度を導入すれば、学生の学習態度の維持にもつながるだろう。

　結論として、オンライン授業は場所や時間の柔軟性という大きな利点をもたらす一方で、コミュニケーション不足や学習意欲の低下などの課題を抱えている。今後はこれらの課題を克服する施策を講じることで、オンラインの利便性と対面の豊かな交流を両立させる教育環境がますます求められるだろう。大学側だけでなく学生自身も新たな学習スタイルに適応し、積極的に活用する姿勢を持つことが、効果的なオンライン授業の実現に繋がると考えられる。

A評価をもらうためのコツ

「レポートを書くのは大変だけど、せっかくならA評価を狙いたい！」という人向けに、ここでは評価UPの秘訣をサクッとまとめます

ポイントだけサラッと押さえていきましょう

序論・本論・結論の構成をばっちり意識

まずは序論で「何について、なぜ書くのか」を提示しましょう

そして本論で「根拠・データ・考察」をしっかり展開し

最後に結論で「全体をまとめ＆今後の課題や展望」を提示

この“3ステップ”がハッキリしていれば、先生が読んだときに「お、論理的にまとめてるな」と高評価しやすいです

出典や引用を明確にする

「○○（著者名・年）によると～」や「XX年の調査データによれば～」など、どこから情報を得たかをきちんと書きましょう。

説得力がグッと増して、「ちゃんと調べてるのね」と思ってもらえます。

提出時に参考文献リストをつけるのを忘れずに！

ちなみにさっきのは見本なので参考文献を省略しています

誤字脱字をなくし、読みやすい文章にする

提出直前に読み返すと、思わぬ誤字や変な日本語に気づくことが多いです。

WordやGoogleドキュメントのスペルチェック機能を使うとだいぶミスが減りますよ。

自分の考えをきちんと入れる

先生が知りたいのは「あなたの意見」です

調べただけで終わらず、「こういうデータがあるから、自分は○○と考える」としっかり書きましょう

ここをしっかり盛り込むと「ただの要約レポート」から「オリジナルの考察を含むレポート」にレベルアップ！

これで書き出しに迷わない！序論テンプレ

「書き出しでいつも悩む……」という人は多いはず

そこで、問題提起～意義説明まで“丸ごと使える序論テンプレを用意しました

以下のようにパラグラフ単位で組み立てるとわかりやすいですよ

序論テンプレート

1. 問題提起＆背景

近年、**○○の問題が大きく注目されている。
その背景には、（社会的／経済的／文化的な要因など）があり、実際に△△（調査名やデータ）によると、□□％の人々がこの課題に対して何らかの懸念を抱えているという報告もある。
こうした状況から、○○**は今や個人だけでなく社会全体にとって無視できないテーマとなっている。

2. レポートの目的＆着眼点

本レポートでは、まず**○○の現状を把握し、その原因や特徴を整理する。
次に、関連する事例やデータを参照しながら、△△（キーワード）を軸に具体的な解決策や改善策を探ることを目的とする。
さらに、これらの検討を通じて、○○をめぐる（今後の展望／新たな課題など）**にも言及し、全体像を俯瞰したい。

3. レポートの構成＆意義

本レポートの構成は、まず第1章で背景と先行研究を概観し、第2章では事例や統計データを取り上げて、問題点を具体的に分析する。
第3章では、そこから導かれる解決策を考察し、最後に結論として総括と提言を示す予定である。
これにより、**○○**に関するより深い理解と有効なアプローチを提案できると考える。