こんにちは、レポトンです。
履歴書やエントリーシートを書いていると、「います」と「おります」のどちらを使えばよいのか迷いますよね。「考えています」と「考えております」の違いも気になりやすいポイントです。
そこで今回は、履歴書・エントリーシートでの「います」と「おります」の選び方、「考えています」と「考えております」の使い分けを、例文とともに解説します!

この記事は次のような人におすすめ!
- 履歴書の「います」「おります」で迷っている人
- 「考えています」と「考えております」の違いを知りたい人
- 応募書類の文体を自然に整えたい人
この記事を読むと、応募書類の文体を統一しながら、自分の状況に合う表現を選べるようになります。
それではどうぞ!
履歴書では「います」と「おります」のどちらを使う?

履歴書では、文章全体の文体を統一していれば、「います」と「おります」のどちらも使えます。迷ったときは、一般的な丁寧表現である「います」を基本にすると、自然で簡潔にまとまります。
結論:文体を統一すればどちらも使えるが、基本は「います」が自然
「います」は、「いる」に丁寧語の「ます」を付けた表現です。応募者自身の状態や経験を、丁寧ながらも読みやすく伝えられます。
一方、「おります」はより改まった印象を与えます。ただし、「おります」を使ったからといって、必ず高く評価されるわけではありません。履歴書の志望動機や自己PRでは、敬語の種類よりも、内容のわかりやすさと文体の一貫性が大切です。
「おります」は「いる」の謙譲語として使う表現
「おります」は、動詞「おる」に丁寧語の「ます」が付いた形です。文化庁の敬語分類では、「おる」は自分側の存在や状態を聞き手に対して丁重に述べる謙譲語Ⅱ(丁重語)に当たります。
つまり、「おります」は相手を高める尊敬語ではありません。基本的には、主語が自分または自分側の人である場合に使います。
履歴書とエントリーシートでの考え方の違い
履歴書は、氏名や学歴、資格、志望動機など、基本情報や経歴を確認する性格が強い書類です。ESは、企業ごとの質問を通じて、経験や考え方を詳しく伝える書類です。
ただし、敬語の選び方に大きなルールの違いがあるわけではありません。企業から文体の指定がある場合はそれに従い、指定がなければ、履歴書・ESともに書類内で語尾をそろえましょう。
「考えています」と「考えております」の違い

「考えています」と「考えております」は、どちらも文法的に使える表現です。違いは主に、丁寧さの度合いと文章の硬さにあります。
丁寧さと硬さの違い
| 表現 | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 考えています | 標準的で自然。簡潔で読みやすい | 志望動機や自己PRなど、自分の考えを伝える文 |
| 考えております | より改まっていて、丁重な印象 | 文章全体を硬めに整えたい場合 |
「考えております」は、「考えている」という自分の状態を丁重に述べる表現です。相手の動作を高める尊敬語ではないため、「企業が考えております」のように相手側の考えを表す用途には注意が必要です。
志望動機・自己PRで自然な使い方
志望動機では、次のようにどちらを使っても意味は変わりません。
- 貴社の事業を通じて、地域社会に貢献したいと考えています。
- 貴社の事業を通じて、地域社会に貢献したいと考えております。
柔らかく読みやすい文章にしたいなら「考えています」、より改まった調子にしたいなら「考えております」が合います。どちらを選んでも、ほかの文末とそろえることが重要です。
「考えております」が不自然になりやすいケース
「おります」を多用すると、応募書類全体が必要以上に硬くなる場合があります。また、「考えておりますです」のように、「おります」と「です」を重ねる形は誤りです。
単に自分の考えをわかりやすく伝える文章なら、「考えています」で十分です。「評価されそうだから」という理由だけで、すべてを「考えております」にする必要はありません。
履歴書・ESでの使い分けを例文で確認

ここでは、応募者自身の状態・経験・考えを述べる場合の例文を確認します。
「います」を使う例文
- 現在、大学で経営学を学んでいます。
- アルバイトでは、接客業務を担当しています。
- 資格取得に向けて勉強しています。
「います」は、です・ます調の中でも過度に硬くならない表現です。自分の経験や現在の活動を、読み手に伝わりやすく説明できます。
「おります」を使う例文
- 現在、大学で経営学を学んでおります。
- アルバイトでは、接客業務を担当しております。
- 資格取得に向けて勉強しております。
- 貴社の商品開発に携わりたいと考えております。
いずれも主語は応募者自身です。「おります」は正しく使われていますが、文章全体で多用すると硬い印象になるため、必要な箇所だけに使ってもよいでしょう。
避けたい混在表現と修正例
応募書類では、同じ文章や書類の中で文体を混ぜないようにします。たとえば、次の表現は語尾がそろっていません。
「です・ます調」と「だ・である調」はどちらも使えますが、企業から指定がある場合は指定に従いましょう。「います」と「おります」についても、同じ書類内で方針を決めておくと、文章に統一感が出ます。
提出前に確認したい敬語・文体のチェックポイント
最後に、履歴書やESを読み返すときの確認方法を紹介します。表現を直しすぎるより、文章全体の自然さを見ることがポイントです。
です・ます調に統一する
各文の語尾を確認し、「です・ます調」か「だ・である調」のどちらかにそろえます。履歴書やESでは、丁寧で柔らかい印象の「です・ます調」が使われることが多いですが、指定がなければ常体も使用できます。
過剰敬語や二重敬語を避ける
自分が勉強している事実を述べるだけなら、「勉強しています」または「勉強しております」で足ります。「勉強させていただいております」は、許可や恩恵への感謝を強く表す必要がある場合を除き、過剰に感じられることがあります。
また、「貴社で働かせていただきたいと考えております」よりも、「貴社で働きたいと考えております」のほうが簡潔です。敬語を重ねることより、伝えたい内容を明確にすることを優先しましょう。
声に出して自然さと誤字脱字を確認する
完成した文章は、声に出して読むと語尾の混在や不自然な敬語に気づきやすくなります。次の順番で確認すると、表現を整理しやすいです。
- 企業からの文体指定がないか確認する。
- 「です・ます調」または「だ・である調」に統一する。
- 「います」と「おります」の使用方針をそろえる。
- 過剰敬語、誤字脱字、読みにくい表現を見直す。
「います」「おります」の使い分けを確認したら、ESや面接、企業研究の進め方も整理してみませんか。就活会議の使い方を参考に、準備の進め方を考えてみましょう。
まとめ:履歴書では自然さと統一感を優先しよう
「います」と「おります」は、主語や文章の調子に合わせて選ぶことが大切です。
- 履歴書・ESでは、文体を統一すれば「います」「おります」のどちらも使える
- 迷ったときは、自然で簡潔な「います」を基本にする
- 「おります」は自分側の状態を丁重に述べる表現
- 「考えています」は自然で読みやすく、「考えております」はより改まった印象
- 「おります」を使ったからといって、必ず評価が高くなるわけではない
まずは提出する履歴書やESの語尾を確認し、「います」と「おります」のどちらを使うか決めてから、声に出して読み直してみましょう。

