大学生になると、学生ではありますが年齢的には大人なので、「できること」がとても増えますよね。
しかし、自分の意思で何事も決められるがゆえに、「やるべきではないこと」に手を出してしまうといったケースも多かったりします。
充実した大学生活を送り、社会で活躍しようと思っていたのにもかかわらず、やらなくてもいいことに没頭すると、社会人として高く羽ばたけなくなってしまう可能性が高まります。
やることを決めるのも非常に重要ですが、「やらないことを決める」というのも非常に重要なのです。
この記事では、そんな「大学生のうちにやるべきではないこと」について解説していきたいと思います。
やらないことを決める重要性
大学に入学しすると、「やりたいこと」が数多く頭に浮かびますよね。
・サークルに入りたい
・自動車免許を取りたい
・1人暮らしをしたい
・恋愛をしたい
・アルバイトをしたい
・専門分野の研究をしたい
・外国語を習得したい
・ITスキルを習得したい
・お金に関する知識を身に付けたい
・一般教養を身に付けたい
このようにやりたいことが数多く頭に浮かび、ワクワクするはずです。
しかし、実際には多くの「誘惑」が社会にはあり、それらの1つにでもハマってしまうと一気にやるべきことに身が入らなくなってしまうわけです。
人間は誰しも万能ではなく、時間も能力も限られています。
サッカー選手はサッカーという競技ではプロクラスですが、その他の協議では素人同然です。(稀に他の競技もプロクラスの人もいますが)
将棋や俳優、アーティストなども同じで、1つのことを突き詰めたからこそ成功に至ったのです。
人間の活動量には限界があるので、やるべきではないことにハマってしまえば、それだけやるべきことができなくなってしまうでしょう。
やるべきことへの時間と労力が減れば、立派な社会人になることもできなくなりますし、各分野のスペシャリストになれる可能性も限りなく少なくなってしまいます。
そういった意味でも、「やるべきではないことを決める」という行為は、やることを決めるのと同じくらい重要なことだと言えるでしょう。
大学生のうちにやるべきではないこと
結論から先に言えば、「学びがないこと」はやるべきではないと言えます。
ただし、ハマらない程度であれば、知見を広める意味で役立つので、絶対にやらない方が良いというわけではありません。
大学生がハマりやすい「やるべきではないこと」は以下の5点です。
ギャンブルをする
競馬や競輪といった公営ギャンブルは20歳以上になってからですが、パチンコやスロットなどは高校卒業後に行えるようになります。
大学生にもなるとパチンコなどのギャンブル(正確にはパチンコは「遊技」)に興味が出てきてしまうはずです。
前述した通り、知見を広める意味でも試しにやってみるということはポジティブな影響をもたらしますが、ハマると多大な労力とお金を使うことになってしまいます。
誰もが知っている通りギャンブルは依存性が高いので、一度ハマってしまうとなかなか抜け出すことができません。
ギャンブルによって社会に出る前の貴重な4年間が無駄になってしまう可能性もありますし、借金などをして生活に支障をきたし中退しなければならないケースになる可能性もあります。
アルバイトに没頭してしまう
学費の一部や生活費をアルバイトをして捻出しなければならない大学生も多いかと思います。
人によっては毎月10万円以上稼いでいる人もいるはずです。
しかし、あまりにアルバイトに没頭してしまうと、学生としての学びの機会が少なくなり4年間であまり知識が身に付かない可能性も高まります。
自宅にこもってしまう
現代はネット化が進み、自宅にいても世界中の人と繋がることができます。
しかし、人間的に成長するためには、新しい経験をたくさんすることが重要なので、自宅にこもってしまうのはマイナスとなってしまうでしょう。
「ジャネーの法則」でも分かる通り、10代よりも20代の方が時間のスピードは早く感じるようになります。
部屋にこもっていれば、新鮮な感覚を得ることができないので、さらに時間が過ぎる体感スピードは上がってしまうことでしょう。
授業に出ない
大学に入学したら、「何とか卒業できればいいや」というスタンスになってしまう人が多くいます。
しかし、授業料だけで年間50万円以上掛かっているわけですから、学ばないという選択肢はもったいないですしその費用を親が払っていれば非常に失礼な行為だとも言えます。
大学には専門的な知識を有する教授がいて、質の高い学びを提供してくれています。
その機会を自ら放棄してしまうというのは、けっして「やるべきではない」と言えるでしょう。
まとめ
今回は、「大学生のうちにやるべきではないこと」について解説してきました。
・ギャンブルをする
・アルバイトに没頭してしまう
・自宅にこもってしまう
・授業に出ない
これらの行為は、「学びがないこと」なので、やるべきではないと言えます。
ぜひやるべきことと併せて「やらないこと」もしっかりと決めるようにしましょう。