「学級経営案」とは
「学級経営案」とは、学級担任が作成するもので、自分がどんな学級づくりをしたいのか、ということを記したものである。
全国的に統一した様式はないので、勤務する学校で示された様式で作成すればよいのであるが、以下の点を踏まえなければならない。
①「子どもの実態」すなわち、学習と生活の状況、人間関係といった、学校生活そのものについてである。
②「保護者の願い」保護者が学校に対して、何を望んでいるか、ということである。
①②を踏まえて、学級経営目標を立てる。これを実現するために、どんな手立てを用いるのかを具体的に示す。
例えば、学習面であれば、毎回小テストを行うことで、基礎の定着を図る、といったことであり、生活面であれば、学校が楽しいと思えるような環境づくりをする、といったことである。また、保護者に対しては、学級だよりを発行し、学級の様子を適宜伝える、ということである。
「例文」
・次回の職員会議で、学級経営案を紹介します。
・学級経営案を作成したら、一度点検を受ける。
・年度の終了後、学級経営案を振り返りましょう。
・学級経営案は、担任の持ち味を活かして作成する。
