こんにちは、レポトンです。
「英語 TOEFL」と検索してみたものの、どんな試験なのか、TOEICやIELTSと何が違うのか分かりにくいですよね。留学や大学院進学を考えている人は、試験内容やスコアの見方も気になるところです。
そこで今回は、TOEFLの基本情報から試験内容、スコア、活用場面、他の英語試験との違い、対策の始め方まで初心者向けに解説します!

この記事は次のような人におすすめ!
- TOEFLがどんな試験か知りたい方
- 留学や大学院進学で英語試験を選んでいる方
- TOEFLのスコアや受験方法を確認したい方
この記事を読むと、TOEFLが自分の目的に合う試験か判断し、対策の第一歩を踏み出せるようになります。
それではどうぞ!
TOEFLとは?まず知っておきたい基本情報
TOEFLは、大学などの教育環境で必要となる英語力を測る試験です。正式名称はTOEFL iBT® test(Test of English as a Foreign Language Internet-based Test)で、ETS(Educational Testing Service)が運営しています。主に海外大学・大学院への出願や、国内大学の留学制度などで利用されます。
TOEFLの正式名称と試験の目的
TOEFLの目的は、英語を母語としない人が、英語で学ぶ環境に対応できるかを確認することです。日常会話だけでなく、文章を読み、講義を聞き、意見を話したり書いたりする力が重視されます。
TOEFL iBTで測定される4技能
TOEFL iBTでは、次の4技能をコンピューターで測定します。
- Reading:文章を読み、内容を理解する力
- Listening:会話や講義を聞き取る力
- Speaking:質問やテーマに対して話す力
- Writing:文章を作成し、意見を表現する力
TOEFLスコアの見方と有効期限
2026年1月21日以降のTOEFL iBTは、各セクションと総合スコアを1〜6の0.5刻みで表示します。総合スコアは4技能の平均をもとに算出されます。大学の募集要項には、旧制度の0〜120点が併記されている場合もあるため、提出先がどちらの表記を使っているか確認しましょう。
スコアの有効期限は試験日から2年間です。スコアレポートはETSアカウントで確認でき、提出先によってはETSから直接送付される公式スコアが必要です。詳しい制度はTOEFL公式サイトで確認できます。
TOEFLの試験内容と受験の流れ

TOEFL iBTは、Reading、Listening、Speaking、Writingの順に4技能を測定します。全体の試験時間は休憩なしでおよそ1時間半です。
リーディング・リスニングの出題内容
Readingでは、学術的な文章や一般的な文章を読み、内容理解や文章完成に取り組みます。Listeningでは、大学での講義や会話を聞き、要点や話の流れを把握します。単語の知識だけでなく、情報を整理しながら理解する力が必要です。
スピーキング・ライティングの出題内容
Speakingでは、面接形式などで質問に答えます。Writingでは、文法や文章作成、学術的な意見表明などに取り組みます。読む・聞く力に加えて、自分の考えを英語でまとめる練習が欠かせません。
申し込みから受験、スコア確認までの流れ
- ETSのアカウントを作成し、受験方法と日時を選ぶ
- 本人確認書類や受験環境を準備する
- テストセンターまたは自宅で受験する
- ETSアカウントでスコアを確認し、必要な提出先へ送付する
受験会場では、認定テストセンターのコンピューターを使います。Home Editionでは、対応するコンピューターや安定したインターネット接続、カメラ、マイク、個室などが必要です。自宅受験を提出先が認めているかも、事前に確認しましょう。
TOEFLを受験するメリットと活用場面

TOEFLの強みは、大学で学ぶための英語力を4技能で示せることです。留学だけでなく、国内大学の制度や学習目標にも活用できます。
海外大学・大学院への出願
海外大学・大学院では、出願時の英語力証明としてTOEFL iBTを受け付けている場合があります。ただし、必要な総合スコアや各セクションの条件は、大学・研究科・専攻ごとに異なります。たとえば、オックスフォード大学やスタンフォード大学でも、課程や制度によって要件が分かれています。
国内大学の入試・留学制度
国内大学院の入試や留学制度でも、TOEFL iBTまたはHome Editionのスコア提出を受け付ける専攻があります。一方で、Home Edition、MyBestスコア、旧制度のスコアを認めるかどうかは提出先ごとに違います。募集要項の指定を優先してください。
英語力の証明と学習目標
4技能をまとめて学ぶため、英語学習の目標を立てやすい点もメリットです。読む・聞くに偏らず、話す・書く力も伸ばしたい大学生に向いています。ただし、就職先がTOEICなど別の試験を指定している場合は、目的に合わせて選ぶ必要があります。

TOEFLは「高いスコアを取ればどこでも有利」という試験ではありません。提出先が指定する試験、スコア、受験形式を先に確認するのがポイントです。
TOEFL・TOEIC・IELTSの違いと選び方
3つの試験は、測る英語力や主な利用場面が異なります。目的と提出先を基準に選びましょう。
試験の目的と主な利用場面の違い
| 試験 | 主な目的・利用場面 | 測定する技能 |
|---|---|---|
| TOEFL iBT | 大学・大学院などアカデミックな環境 | 4技能 |
| TOEIC Listening & Reading | 職場・業務上の英語 | 聞く・読む |
| IELTS | 留学・移住・就労 | 4技能 |
試験形式・スコア・受験方法の違い
TOEFL iBTはコンピューターで4技能を受験し、スコアは1〜6の尺度で示されます。TOEIC Listening & Readingは聞く・読む試験で、合計10〜990点です。SpeakingとWritingは別試験で測定します。IELTSは4技能を受験し、各技能と総合を0〜9のバンドで表示します。IELTSにはAcademicとGeneral Trainingがあり、紙またはコンピューター形式で受験できます。
留学・就職・移住など目的別の選び方
- 大学・大学院への留学:TOEFL iBTまたはIELTS Academicを候補にする
- 国内企業への就職:企業が指定・評価する試験を確認する
- 移住や就労:提出先が指定するIELTSの種類などを確認する
同じ「留学」でも、大学によって受け付ける試験や受験形式が異なります。必要スコアだけでなく、スコアの有効期限や公式送付の方法まで確認すると安心です。
TOEFL対策の始め方
TOEFL対策は、目標スコアを決めてから現在地との差を埋める流れで始めると効率的です。
志望校・提出先の必要スコアを確認する
まず、志望校や提出先の募集要項で、受け付ける試験、必要な総合スコア、各セクションの最低条件、Home Editionの可否を確認します。必要スコアは大学・研究科・専攻ごとに異なるため、一般的な目安だけで学習目標を決めないことが大切です。
現在の英語力を模試で把握する
次に、公式教材などの模試を使い、4技能を一度試します。合計だけでなく、語彙不足、聞き取り、発話の流暢さ、文章構成など、技能ごとの弱点を確認しましょう。
4技能別に教材と学習計画を選ぶ
ReadingとListeningでは、英文の要点をつかむ練習をします。SpeakingとWritingでは、時間内に考えをまとめて伝える練習を繰り返します。週ごとに4技能へ取り組む時間を配分し、定期的に模試で進み具合を確認すると、学習が続けやすくなります。
まとめ:TOEFLを知って、自分に合う準備を始めよう
- TOEFL iBTは、大学などで学ぶための英語4技能を測る試験
- Reading・Listening・Speaking・Writingをコンピューターで受験する
- スコア制度や提出条件は、受験時期と提出先によって確認が必要
- TOEICやIELTSとは目的と形式が異なるため、進学・就職・移住の目的で選ぶ
- 対策は、必要スコアの確認、模試による現状把握、4技能別学習の順で進める
まずは志望校や提出先の募集要項を確認し、自分に必要な試験形式とスコアを整理してみましょう。そのうえで模試に取り組めば、TOEFL対策のスタート地点が見えてきます。

