論理的ジレンマとは?意味や身近な事例をわかりやすく解説!

史学

こんにちは、レポトンです

  • 論理的ジレンマとはよく聞くけれど、意味がよくわからない
  • 論理的ジレンマについてちゃんと理解しておきたい

このような悩みを抱えている方も多いでのはないでしょうか?

今回は論理的ジレンマの意味や具体例についてわかりやすく解説していきます

レポトン
レポトン

この記事はこんな人におすすめ!

  • 論理的ジレンマが気になる人
  • 哲学に興味がある人
  • 論理的ジレンマがよくわかってない人

記事を最後まで読むことで、論理的ジレンマがしっかりと理解できるようになりますよ

それではどうぞ!

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論理的ジレンマとは

論理的ジレンマは、実は「ジレンマ」と同じ意味です

論理学において、2つの選択肢があるが、どちらを選んでも好ましくない結果となってしまう状況をジレンマと呼びます

ちなみに「倫理的ジレンマ」とは?

論理(ろんり)的ジレンマとよく混同されやすいのが倫理(りんり)的ジレンマです
倫理的ジレンマとは、ジレンマの中でも特に道徳的な価値観の板挟みにある状況を言います

論理的ジレンマの具体例

挟み撃ち

ある兵士が追っ手から逃げています

一本道に入ってしばらく走ると、前方に別の敵が待ち伏せしているのが見えました
引き返そうにも後ろからは追っ手が迫ってきています

この状況では、兵士は「前に進む」か「後ろに進む」しか選択肢はありません

しかし

  • 前に進めば待ち伏せしている敵にやられる
  • 後ろに進めば追っ手にやられる

どちらを選んでも、兵士としては好ましくありません

トロッコ問題

あなたはトロッコの軌道の近くに立っており、前方にはトロッコが進行しています

トロッコが進む先には5人の作業員が立っており、そのまま進行すると彼らが轢かれてしまいます

あなたの手元には分岐スイッチがあり、そのスイッチを操作することでトロッコを別のレールに切り替えることができます

しかし、その別のレール上には1人の作業員が立っています

この状況であなたはどうしますか?

この状況での選択肢は

  • スイッチを押して一人を犠牲に五人を救う
  • スイッチを押さない

のいづれかです

どちらを選ぼうにも、様々な問題が生じてしまいます

「命」の価値は数で決まるのか
関わらなければ自分に責任はないが、関わったら責任が発生してしまうのではないか

これらの課題に答えを出すことは難しく、トロッコ問題に正解はありません

このような倫理的板挟み状態のジレンマを、倫理的ジレンマと呼びます

まとめ

論理的ジレンマはジレンマと同じ意味です

ジレンマがそもそも論理学の用語なので、「論理的」と形容したところで意味は変わりません
「ネコ科のライオン」と「ライオン」くらいの違いです

また、論理的ジレンマと似た用語に「倫理的ジレンマ」があるので、混同しないように注意しましょう

以上、記事を最後までお読みいただきありがとうございました

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