「一人暮らしをしたいけど、予算がわからない」
「しっかりと家賃を払って行けるか心配」
このように悩んでいる大学生も多いのではないでしょうか。
一人暮らしを夢に見ていた大学生もいます。
しかし、実際に一人暮らしを行ってみると「お金がない」
また、物件を借りる前の段階で「こんなに費用がかかるんだ…」と、驚く大学生も多いのです。
そこで、今回は「物件を賃貸するときの費用」と「一人暮らしをしたときの節約術」をご紹介していきます。
大学生の一人暮らしにかかる費用とは?
「いざ、夢の一人暮らしへ!」と勢いよく物件探しを始めたものの「思ったより諸経費の費用がかかる」「こんなにも高いんだ」と絶望している大学生もいるのではないでしょうか。
また、これから物件を探そうと思っている大学生は「どれくらいの費用が必要なのか」という疑問を抱えている方もいると思います。
そこで、ここからは「一人暮らしにかかる費用」についてご紹介していきます。
引越しの初期費用
物件を契約するときに必要な費用として「初期費用」が挙げられます。
初期費用の相場は、家賃の4~5カ月分で「敷金、礼金、家賃、鍵交換費用、仲介手数料、保険料、保証会社利用料」などを支払っていく仕組みです。
ここからは、初期費用の種類と概要について、簡単に説明していきます。
初期費用①家賃(前家賃と日割家賃)
物件を契約するときには、契約時に「契約した月の分」「翌月分の家賃」を支払う必要があります。
この契約月分は、毎月1日付での契約を除き日割りで計算されていきます。
引越しの初期費用②敷金
敷金とは、部屋の契約を解除するときに、部屋の状態を借りる前の状態に戻す「原状回復」に充てられる費用です。
基本的には、解約を決めたときに「原状回復にかかった金額」が差し引かれていきます。
一般的な敷金は、家賃の1ヶ月分です。
また、地域によって「保証金」と呼ばれるものが「敷金」を指している場合があります。
ただ、この敷金は「原状回復にかかった金額」が差し引かれた金額分が、自分に戻ってくる場合もあります。
引越しの初期費用③礼金
礼金とは、賃貸契約を決めた際に「貸してくれた人(大家さん)」支払う費用のことです。
一般的な礼金は、家賃の1ヶ月分です。
しかし、最近では、この礼金システムがないところも多く、物件や地域によって大きく変わっていきます。
また、「礼金」には、敷金のように返金されるケースはありません。
引越しの初期費用④仲介手数料
仲介手数料とは、物件を「紹介・契約」している扶桑さん会社に支払う費用のことを指します。
仲介手数料の上限は、法律で決まっていて
・借主が支払う額:家賃の0.5カ月分以内
・貸主が支払う額:家賃の0.5カ月分以内
このような上限設定がされています。
また、借主と貸主の承諾がある場合は、片方から家賃の1カ月分以内の金額を受け取ることも可能です。
このやり方を適応すると、一般的な仲介手数料の目安は「家賃の0.5~1カ月+消費税」となります。
ただ、物件やセール(このサイトから申し込んだ場合など)によって、仲介手数料が無料に設定されているケースもあるため、節約したい方はサイトから物件を探してみてください。
引越しの初期費用⑤保証会社の費用
賃貸物件を契約する際には「個人の連帯保証人」か「保証会社」の保証が必要となります。
この保証は、家賃滞納があった際に家賃を支払ってくれる人を設定する内容です。
昔まで「事情があって、親が保証できない」というケースの場合に、保証会社をあっせんすることが多くありました。
しかし、最近では「保証会社必須」という物件も存在します。
一般的な、保証会社の費用は「家賃の0.5~1カ月分」です。
生活費が浮いていく?大学生もできる節約術
一人暮らしをしていると「お金がカツカツ」「今月もギリギリだったよ…」など、なかなか貯金ができなかったり、遊ぶのを我慢したりしてしまいますよね。
しかし、せっかくの大学生活を「お金がない」という理由で満喫しないのは、もったいないと思っている大学生も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからは、多くの大学生がやっている「生活費を浮かす節約術」をご紹介していきます。
大学生もできる節約術①洗濯物は、なるべく一回にまとめる
サークルが運動系なのを除いて、水と電気の消耗が激しい洗濯は、なるべくなら1回にまとめることがオススメです。
一般的に、多くの大学生が洗濯機を回す回数として多くても2日に1回。
あまり気にしない大学生は、3日~4日に1回ほどだそうです。
このように、ある程度の量が貯まったときに洗濯をすることで「水道代」「電気代」の節約につながります。
また、浴室に乾燥機がついている場合は、サーキュレーターなどを使うことで、より早く洗濯物を乾かすことができます。
大学生もできる節約術②「容量が2倍」の詰め替えにすること
洗剤やシャンプーなどの「詰め替え」がある商品の場合には、本体を買うよりも価格を抑えることができる詰め替え用を購入することがオススメです。
「いちいち詰め替えるのが面倒」と思う大学生もいると思いますが、そのようなときは「期間限定ボトル」「コラボボトル」などを買っておくことで面倒臭さが軽減されます。
ただ、商品によってはボトルを買ってしまった方がお得な場合も存在します。
少しでも節約するには、しっかりと「容量」をみて購入することが大切です。
大学生もできる節約術③シャワーや電気をこまめに確認する
大学生に多いのが「シャンプー中にシャワーを止めない」「電気を消すのを忘れる」などの現象です。
そのため、普段から意識していくことで電気代や水道代を節約することができます。
また、下記のようなことを気をつけていくことで、長い目を見るとかなりの節約となるのでやってみてください。
・シャンプー・洗顔中などは、水を止める
・いない部屋・トイレ電気はこまめに消していく
・明るい時間帯は、太陽の光で過ごす
・なるべく早く寝て、電気代を節約する
大学生もできる節約術④スーパーに行く時は、買うものリストを
「節約をしたいから、自炊をしよう」と思っていても、スーパーに行ってしまうと「これも買おう」「あれも食べたい」を買い過ぎてしまう大学生もいるのではないでしょうか。
そのようなときは「買うものリスト」「1回の買い物金額を決める」ということをしてみてください。
特に、上限金額を決めておく買い物の仕方は「1ヶ月の食費が計算しやすい」「逆算して、お金の計画を立てられる」といったメリットがあります。
「節約の王道」とも言われているので、明日から始めてみましょう。
大学生もできる節約術⑤エアコンは、つけっぱなしにすること
エアコンを外出のたびに消す。
家に帰ってきたら付ける。
このような動作をやりがちですが、オンとオフを繰り返してしまうと、余計に電気代がかかってしまうことがあります。
そのため、電気代を抑えたい大学生の多くは、エアコンをつけたら1日中つけっぱなしにしているそうです。
また、あまりエアコンを使わないように「学校」「ショッピング」などに出かけて節約をしている大学生もいます。
まとめ
今回は「物件を賃貸するときの費用」と「一人暮らしをしたときの節約術」をご紹介しました。
実際に、物件を借りるとなると「初期費用」がかなりかかることがわかったと思います。
また、大体のものが「家賃の1ヶ月分」と高いことから、驚いた大学生もいると思います。
しかし、最近では「ネットから予約すると○%引き」などのキャンペーンを行なっている場合も多いです。
このようなキャンペーンをうまく活用しながら、賃貸しておくことで、少しでも格安に一人暮らしを始めることができます。
「一人暮らしをする際の費用が気になる」という大学生は、ぜひこの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。