「学級規模」とは?意味や使い方を簡単に解説!

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「学級規模」とは

学級規模とは、1学級あたりの児童生徒の人数のことである。小学校は40人であったが、2011年からは1年生のみ35人に引き下げられ、2020年12月には、5年間かけて段階的に調整し、2025年からは全学年を35人を標準とすることが決まった。中学校は40人、高等学校は45人を標準としている。また、小学校・中学校の特別支援学級は8人、特別支援学校の小学部・中学部はそれぞれ6人である。

最近では、新型コロナウイルス感染拡大により、少人数学級導入の機運が高まっている。その意義は3つある。

①新型コロナウイルスをはじめとする、感染症対策。

②児童生徒一人ひとりに目が届きやすく、学習面や生活面できめ細かな指導ができ、教育の質が高まる点が期待される。

③小学校で3割超、中学校で6割近くが過労死ラインに達するとされる、教員の長時間労働の軽減につながる。

「例文」

・学級規模と学力の関係を調査し、客観的なデータを得る。

・学級規模が、標準を超えていることがある。

・学級規模の縮小が学力の向上につながるか調査した。

・日本の学級規模の標準人数は、世界の標準より多い。

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