「学級びらき」の意味とは?
学級びらきとは、年度始めに、学級担任が自分の担任する学級の児童生徒に対し、どのように育ってほしいか、そのためにどのようなことをしていきたいのかを、具体的に伝えることである。
新しい学年を迎えた児童生徒は、新年度に向けた新たな意欲や期待とともに、新しい学年、学級、先生、仲間と いう環境の変化に対する不安を抱えながら教室にいる。そこで、児童生徒一人一人がもつ、「今年こそ(今 年も)がんばって自分を大きく成長させたい。」「いろんなことに挑戦したい。」という願いをしっかりと受 け止めることが必要である。その上に立って、「新しい学級でやっていけるだろうか。」という不安を取り除き、 新しい学年への希望や期待を膨らませ、学習意欲や活動意欲を高めるのが学級開きの役割である。
そのために、学級担任は「担任第一声」で担任としての願いや思い、それを具現するために大切にしていく ことを全ての児童生徒に分かりやすく伝えることが重要である。
「例文」
・学級びらきでは、担任の想いを伝える。
・学級びらきでは、目指す子どもの姿を明確にする。
・学級びらきでは、徹底すべき点を明確にする。
・学級びらきでは、担任の自己開示が大事である。