「一般会計」とは?意味や使い方を簡単に解説!

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一般会計の意味

一般会計とは、基本的な政府活動全般を行うための会計のこと。これに対し、予めそれぞれの会計ごとに、特定の事業・資産運用等資金の使い道が決まっており、他の会計と区別して運営しているのが特別会計である。
国・地方自治体のそれぞれの機関に一般会計・特別会計がある。
一般という名称がついているが、我が国の場合、一般会計は、特別会計より規模が小さい。総額・純計ベースとも、一般会計の歳出額は特別会計の歳出額の4〜5分の1程度である。
我が国の一般会計の歳入は、税金・印紙収入・その他の収入・国債からなっている。
2022年現在、歳入の約3分の2が税金・印紙収入、約3分の1が国債である。
国債の割合が高いため、将来世代の負担を拡大させたり、金融市場での世界的信用力低下につながっている。
歳出は、社会保障費・地方交付税交付金・公共事業費・防衛費・国債費などからなっている。2022年現在、歳出の約3分の1が社会保障費で、社会保障費と地方交付税交付金と国債費の3項目で全体の7割を占めている。従って、その他の政策に自由に費やせる余地が小さく、財政が硬直化しているといわれている。

例文

消費税増税により一般会計の歳入が増えたため、新たな子育て支援策を期待したい。

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