「プライミング効果」とは?意味や使い方を簡単に解説!

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プライミング効果の意味

プライミング効果とは、前もって受けた刺激が、無意識のうちに、次の行動に影響を与えるという心理効果を指す。プライミング効果は、刺激となるプライマーの影響について、本人は、無自覚的に影響を受けるという特徴がある。特に、刺激のあとに起こる行動(ターゲット)は、促進的な影響を受けやすいことから、マーケティングの分野においても、広く活用されている。

例えば、買うつもりはなかったのに、テレビのCMを見たら、どうしても欲しくなってしまった。「健康について興味がありますか」というアンケートに答えていくうちに、自分の健康状態が急に不安になってしまったなど、我々が触れる機会の多い心理効果といえる。一方で、その効果には二面性があり、熟考したはずの決断が、実は、直前に得た無意識的な刺激の影響を受けているという可能性もある。

プライミング効果は、無意識に働く心理効果のため、良し悪し、両面に作用することを認識しておく必要がある。

例文

・プライミング効果は、無意識に働く心理効果のひとつだ。

・プライミング効果には、直接的プライミングと、間接的プライミングの2種類がある。

・プライミング効果は、相手の無意識に働きかけることから、ビジネスやマーケティングなど、広く活用されている心理効果だ。

・プライミング効果には、促進的な影響と抑制的な影響の両面が存在する。

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