「長期記憶」とは? 意味や使い方を簡単に解説!

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長期記憶の意味

長期記憶とは、ほとんど忘却されることがないような記憶のこと。二次的記憶ともよばれる。短期貯蔵庫に保持された短期記憶は、さらに、リハーサル(情報の復唱)によって存続された記憶は長期保存庫に移される。短期記憶を長期記憶とするためには、記憶したい情報に意味づけをすることが重要である。この精緻化リハーサルによって、永久的に利用する可能性があるような情報を大量に保持できるようになる。その過程として、エピソード記憶や、意味記憶といったものがある。エピソード記憶とは、特定の時間や場所で経験したことの記憶である。これらは、個人的体験であるため、長期記憶となりやすい。その一方で、意味記憶とは、多くの人間に一般的知識として保持されているような記憶である。長期記憶の容量は、制限がないといわれている。ただし、たとえ長期記憶として保持されていても、記憶された情報を検索することがうまくいかないときがある。そのような場合には、想起するための手がかりが必要となる。

例文

○受験勉強では、短期記憶を長期記憶に変えなければパスすることができない。

○たとえ高齢となっても、長期記憶を鍛えることはできる。

○長期記憶の記憶力をつけるために、アリストテレスが考案した記憶術を使ってみよう。

○旅行で見た美しい風景をいつまでも忘れないのは、その体験が長期記憶となっているからだ。

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