「ミクロ経済」とは?意味や使い方を簡単に解説!

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意味

 ミクロ経済が研究する対象は家計と企業の経済行動である。ミクロ経済は経済学のある領域を意味している。家計と企業から成り立っている市場と経済の分析を司っている経済学なのだ。

 ミクロ経済は経済主体を個別的な観点から見るのを特徴としている。ミクロ経済では市場価格が重要な行動指針であり、価格分析が最も重要なテーマとなっているのだ。

 ミクロ経済に対するのはマクロ経済である。マクロ経済が全体を対象とするのとは対照的にミクロ経済は森の中の木を見ているようなものである。両者には切っても切り離せない密接な関連性がある。ミクロ経済とマクロ経済は、互いに補い合いながら現代の経済学を構成しているのだ。両者を理解しなければ経済学を理解できているとは言えないであろう。

 ミクロ経済が「部分」であり、マクロ経済が「全体」であるならば、それぞれに応じた分析の手法を用いる必要がある。「部分」と「全体」では、異なった法則が支配しているからだ。

例文

・ミクロ経済はワルラスの一般均衡理論に代表される

・個別の世帯や会社の経済活動を分析し考察するのがミクロ経済なのだ

・ミクロ経済は「労働者の賃金上昇」を研究対象としている

・ミクロ経済は森の中の木を見てマクロ経済は森を鳥瞰している

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