「国内総支出(GDE)」とは?意味や使い方を簡単に解説!

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国内総支出(GDE)の意味

国内総支出(GDE)とは、Gross Domestic Expenditureの略で、要約するとGross総計、Domestic国内、Expenditure支出となる。つまり、一定期間内に国内にて生産された財やサービスの購入に対して支出された総額のことであり、総需要を示すことができる。国内で新しく生産された財やサービスの付加価値の合計である国内総生産(GDP)の支出面ということである。

注意点として国内で生産し海外に輸出するものは含まれるが、海外で生産されて国内に輸入されたものは含まれない。支出には消費と投資があり、国内総支出(GDE)は2つを足し合わせたものに等しくなる。

国内総支出(GDE)は、民間での最終消費支出・投資・政府での最終消費支出・純輸出を全て足したもので表すことができる。

2004年から国内総支出(GDE)から国内総生産(支出側)という用語が用いられている。

例文

・国内総支出(GDE)は、家計と企業の支出で成り立っているということである。

・国内総支出(GDE)は、国内総生産(GDP)の支出面であるため、等しい額でなければならない。

・国内総支出(GDE)と国民総支出(GNE)の違いは、海外からの純所得受け取りを含むか含まないかである。

・国内総支出(GDE)の支出は家計、企業、政府、外国の4つからなっている。

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