「栄養士・養護教諭による授業」とは?意味や使い方を簡単に解説!

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栄養士・養護教諭による授業の意味

栄養士または養護教諭が、教員の立場から児童・生徒に直接的に授業等を通じて関わること。

 養護教諭は「保健室の先生」としてだけではなく、日常の教育活動(授業)にも協力し健康教育などの指導にあたる。1998 年教育職員免許法の改正により、保健の免許の所持に関わらず保健教科の授業担当ができるようになり、養護教諭による授業の実践が増えている。 学校における栄養士は給食業務の管理が主な業務であったが、近年、偏った栄養摂取、食生活の乱れ、肥満・痩身傾向など、子どもたちの健康を取り巻く問題が課題となり、子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけることができるようになることをねらいとして、食育が推進されることとなった。

 学校において食育の指導体制を整備するために、2005年栄養教諭の制度が新たに設けられ、その後も全国的な配置が推進されている。学級担任や教科担任と連携しながら、学級活動や家庭科、総合学習などの授業を栄養教諭が受け持つことができる。栄養教諭による食の指導を通じて、食事のマナーや、栄養についての理解、望ましい食習慣の学習が体系的に行われることが期待される。

例文

・栄養士による授業を通じて、食育の推進の期待が高まっている。

・栄養士による授業で、地場食材について学ぶ。

・3年以上勤務した養護教諭は、兼職発令を受けて養護教諭による授業ができる。

・養護教諭による授業では、健康教育や性教育の授業が行われることが多い。

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