「心的回転」とは?意味や使い方を簡単に解説!

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心的回転の意味

心的回転とは、メンタルローテーションとも呼ばれ、二次元・三次元を問わず、頭の中で思い浮かべたイメージを回転変換する認知効果のことを指す。例えば、自分が使うパソコンを思い浮かべたとき、色や大きさ、ロゴの位置など、ある程度正確かつ立体的なイメージを頭の中で、想像することができる。これは、記憶に由来するイメージであるが、心的回転には、経験したことがないものを多角的に想像する能力も含まれる。
心的回転とは、当該イメージが回転して状態を変えたとき、どのように見えるか、頭の中で判断する能力を指す。心的回転の心理実験は、シェパードとメッツラーの実験が有名で、立方体の回転角度が大きいほど、同じものと認識するのに時間がかかるという、実験結果が出ている。人が地図を見ながら歩くとき、自分の立ち位置と地図が示す位置関係を常に立体的にすり合わせながら行動するが、これも心的回転の効果といえる。

例文

・心的回転とは、メンタルローテーションとも呼ばれている。
・心的回転の心的なイメージは、記憶に由来するものと、想像に由来するものの2つに大別される。
・心的回転は、その回転角度が大きくなればなるほど、同じものと認知するのに時間がかかる。
・シェパードとメッツラーの心理実験は、心的回転の心理実験として有名だ。

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